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消費税に軽減税率を導入することのメリットとデメリット [政治]

消費税の低減税率導入のメリットとデメリットについて

8日に与野党税制協議会によって実施された消費税率の
軽減税率に関するヒアリング調査で、
連合などの団体から、適用対象となる品目と
適用外となる品目の線引が難しいことや、
低所得者ほど負担が大きくなるという消費税の逆進性の
緩和効果への疑問など、反対意見が多数出て、
軽減税率の導入に賛成する意見は殆どなかったそうです。

このニュースを聞き、軽減税率にどのような
メッリト・デメリットがあるのか気になったので少し調べてみました。


消費税に軽減税率を導入することのメリット

 ・生活必需品の消費税率を軽減することで、
  特に低所得者層の税負担が軽くなり、
  消費税の逆進性が緩和される。
 ・税負担の軽減を実感しやすい。


消費税に軽減税率を導入することのデメリット

 ・生活必需品とそうでないものとの線引が困難。
 ・税収入の減少を補うために生活必需品以外の商品の
  税率が引き上げられる可能性がある。
 ・軽減対象の商品を決定する権限を持つ者に利権が発生する。
 ・生活必需品は低所得者以外も買うので
  逆進性が緩和したことにはならない。
 ・税率が異なる商品があると、
  消費税を納める小売店に事務負担が増える。


ちょっと調べてみたところでは、
メリットよりデメリットのほうが多いようですね。
一消費者の自分の立場からすれば、頻繁に購入する
生活必需品の消費税率が軽減されればありがたいですが、
それによって利権を手にする人がいるとか、
ちょっと気に食わない感じですね。
消費税の逆進性の緩和にもならないみたいだし...。
今の時点ではあまり軽減税率を導入しても
メリットが少なくデメリットのほうが大きいみたいです。

ただ、あくまでこれは消費税率が8%の現時点での話であって、
これから消費税が15%とか20%といった欧州なみの
税率まで引き上がるとすれば、
低所得者の負担が大きくなりすぎるので
どこかで低減税率を導入するべきだとは思います。
欧州各国は軒並み軽減税率導入していますし。
問題はどのタイミングでどういった方法で導入するかということみたいですね。

以上が私が軽減税率に関するニュースで考えたことでした。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
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